auスマートパスと提携した東宝への株式投資

「君の名は。」や「シン・ゴジラ」といった日本映画の大ヒットによって、最近は東宝の業績がなかなか好調のようですが、東宝はこのような脚光を浴びる派手な側面だけではなく、地道な経営努力をしている会社でもあります。
それでは、どのような努力をしているのかと言いますと、例えば携帯電話会社のKDDIとの提携があります。
テレビで映画を見ている様子すなわち、auスマートパス会員に対して提供されるauマンデーというサービスにおいては、同会員が毎週月曜日1,100円で映画を見ることができるようになります。
これだけ聞くと、あまり大したサービスではないように思われる方も多いかもしれません。というのは、普段ほとんど映画に行かないという人たちにとっては、1,100円の映画料金というものが安く感じられないことが多いからです。
そこで、通常の映画料金がいくらなのかを調べてみますと、一般で1,800円・学生で1,500円となっています。
ですから、一般の人にとっては、1,800円の映画料金が1,100円になるわけで、かなりの割引率になっていると言えます。
東宝のような映画会社に対する株式投資をするにあたっては、多くの個人投資家が今までは二の足を踏んでいたと言えるのではないでしょうか。
その第一の理由は、日本映画にヒット作がなかったということが大きくかかわってきます。
もう一つの理由は、日本映画界がビジネス的に低迷状態にあるのではないかという懸念です。
ですから、最近の東宝をめぐるこのような状況は、映画会社に対する投資を見直してみる良いきっかけになるとも言えます。
映画会社の場合には、映画を無料で観ることができる優待制度などもありますから、魅力的な投資先でもあります。